
以前に別記事↑にて《流山市で「一時保育」ができる保育園》をご紹介しましたが、子どもが病気になった時、みなさんはどうしていますか?
ほとんどの場合は仕事をお休みしたり予定をズラしたり、近くに祖父母がいる場合はお願いしたり…と対応されていると思いますが、どうしてもやむを得ない事情により病気の子どもを預けなくてはいけないこともあるかもしれません。

(写真ACより)
今回は、流山市内で病気の子どもを預かってくれる「病児保育」「病後児保育」の施設についてご紹介していきます。
下記の理由にて現在は利用自粛が求められていますが、新型コロナウイルスが落ち着いた際の参考になれば…と思って記事にしましたので、参考程度に読んでいただければ嬉しいです。
※新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、すべての児童を対象として、病児・病後児保育室の利用自粛が要請されています。
当面の間、「上気道炎症状(37.5度以上の発熱・咳嗽・多量の鼻水・倦怠感等)」がある場合はこれらの施設を利用できません。
上記の症状がなく、外傷性の怪我で家庭保育が著しく困難な場合のみ受け入れ可としているそうです。今後の感染拡大状況の変化によって、随時変更となる場合がありますので、変更があり次第こちらでも情報を更新していく予定です。
病児保育とは?

(写真ACより)
普段保育園に通っている場合でも、子どもが病気の場合は通園することができませんよね。
保護者がどうしても仕事を休めない場合、代わりに病気の子どもの世話をしてくれるシステムのことを言います。
児童の傷病の状態について急変が認められない場合で、回復期に至っておらず、集団保育が困難であり、 保護者が就労等の理由により家庭で保育が困難である場合。
(流山市「病児・病後児保育のご案内」より)
病後児保育とは?

(pixabayより)
病気は回復しているものの、まだ完全ではなく保育園での通常生活が難しい場合、回復期の子どもを保護者に変わって世話をしてくれるシステムが、「病後児保育」です。
児童の傷病の状態が回復期にあるが、集団保育が困難であり、保護者が就労等の理由により困難である場合。
(流山市「病児・病後児保育のご案内」より)
「病児保育」「病児後保育」どちらの場合も、市内でも決められた一定の施設でしか受け入れてもらえないケースがほとんどですので、いざという時に慌てないためにも事前によく調べておくと良いですよ。
どんな場合に対象になるの?

(pixabayより)
流山市では、「病児保育」「病児後保育」ともに次のすべての項目を満たしていることが利用の条件となっています。
- 生後6ヶ月~小学校6年生まで
- 流山市在住であること
- 普段、認可保育所等、幼稚園、小学校に通っていること
- 保護者が《仕事、傷病、事故、出産、冠婚葬祭》等の理由により、家庭で保育を行うことが困難であること
流山市で「病児保育」「病児後保育」を行っている施設一覧
※施設名をクリックすると各保育園の公式HPにジャンプします。詳細はそちらでご確認ください。
◆病児保育
▼オハナゆめキッズハウス南流山併設病児保育室
利用定数:最大3名
流山市南流山4-13-8 MOM-HOUSE 1F↓
▼オハナゆめ保育園併設病児保育室(キッズケア ブルームセントラル)
利用定数:最大4名
流山市中116-1↓
▼けやきの森保育園西初石園
※病児保育の詳細はこちらから
利用定数:最大3名
流山市西初石4-1408-2↓
◆病児後保育
▼生活クラブ風の村わらしこ保育園流山
利用定数:最大3名
流山市加4-12↓
利用方法は?
一時預かり保育同様、「病児保育」「病児後保育」を利用するには事前登録が必要です。
登録から利用までの流れを以下にまとめてみましたので参考にしてみてくださいね。
1.事前登録する
「流山市病児保育事業利用登録申込書」を流山市保育課または病児・病後児保育施設に提出する。※必要書類に関しては、後ほどまとめてご紹介します。
2.電話で各施設に空き状況を確認する
今回ご紹介した各施設に直接電話連絡し、利用希望日の空き状況を確認、予約する。
3.医師の診察を受けて必要書類を記入してもらう
かかりつけ医の診察を受け、「流山市病児保育事業利用児童の病状通知書」を記入してもらう。
4.【当日】必要なものをすべて用意し、施設へ
持ち物は施設によって異なりますので、各施設にお問い合わせください。
全施設共通して絶対に忘れてはいけないものだけまとめてみました。
【必要書類一式】
- 病児保育事業利用申込書
- 病状通知書
- 病状連絡表
※必要書類は流山市ホームページよりダウンロードできます。
⇒ ダウンロードはこちらから
【その他必ず必要になるもの】
- 健康保険証の写し
- 乳幼児医療費助成受給券の写し
- 母子健康手帳
利用日数や料金は?

(pixabayより)
「病児保育」「病児後保育」ともに、原則として1病気につき連続して6日間が限度とされています。
利用料金
流山市民 | 4時間以内 2,000円 4時間を超える場合 300円/1時間 |
流山市民以外 | 4時間以内 3,000円 4時間を超える場合 400円/1時間 |
上記の料金を基本とし、前年分の区市町村民税が非課税の世帯は1,000円、生活保護を受けている世帯は無料で利用することができます。
※その他、昼食・おやつは実費となります。お弁当持参の施設もありますので、そちらも併せて事前に確認してみましょう。